海外展開は「売ってくれる人」を探す前に、「売れる状態」に整えることが大切です。
どれだけ優れた医療AI・ソフトウェアでも、準備不足のままでは海外市場で成果を出すのは難しいです。 多くのスタートアップは最初に「海外の販売パートナーを紹介してくれませんか?」と聞きますが、問題はコネではなく「売れる体制が整っていない」ことが多いのです。
以下は、代理店を探す前に準備しておくべき3つのポイントです:
1️⃣ 説得力のある製品データと臨床実績
販売代理店はエンドユーザーではありません。製品を医療機関に紹介できる材料が必要です。POC結果、デモサイトの使用実績、医師のフィードバック、実証データなどが求められます。
2️⃣ 規制と認証の整理
あなたの製品が FDA・CE・TFDA などの医療機器認証を必要とするかどうかは、代理店が販売可能かを左右します。
3️⃣ 明確な製品ポジショニングと価格戦略
放射線AIですか?電子カルテのアドオン機能?業務自動化ですか?用途が曖昧、価格が不明確では代理店も売り方がわかりませんし、販路も絞れません。
Bridging Platform は、製品の導入準備度を評価し、海外展開に向けた実行可能な戦略をサポートします。
👉 次回は:「医療AIに最適な代理店を選ぶ3つの基準」についてご紹介します。